管理職が向かない!役職を降りたい、辞めたい人はたくさんいます
突然ですが、今管理職を辞めたいという悩みを抱えている方はいらっしゃいますか?実はそういう中間管理職の方、男性・女性管理職はあなたと同じように多くいらっしゃいます。
なぜなら、部下の進捗管理を行い、かつ上の役職の方とのコミュニケーションをおこないつつ顧客との関係維持も行わなけれなならないという板挟みになる仕事でもあります。自身の仕事を全うすれば良かったプレイヤー時代からすると非常に気を遣います。
加えて、上への報告資料の作成など人によっては慣れない仕事、得意でない作業も求められます。現場業務が好きな方からするとそういった現場から離れてオフィスでパソコンを前にカタカタと入力をやっているのは苦痛な方も多くいらっしゃるでしょう。実際、ストレスを抱え、管理職になってうつ病をかかえてしまう方もいます。
一方で、管理職という責任のある仕事であり、次の仕事探しという観点からもなかなか退職ができないというのも管理職に就いた方の宿命ともいえます。ではどのようにして退職・転職を進めていけばいいのでしょうか。
転職エージェントに相談してみましょう
本当に辞めたいと考えるならまずは情報収集をしましょう。具体的には転職エージェントに登録・相談することです。最近は管理職向けに転職を支援しているエージェント、ミドルクラスといわれる年収600万円以上の方を対象ととする転職エージェントは多くありますので、そういうところに足を運んだら良いでしょう。
ただ、漠然と転職エージェントに行って、持ち帰るでも、そのまま勢いでエントリーしても何にもなりません。もし、あなたが転職をすることを考え、年収、職責などのイメージをもってエージェントに求人を紹介してもらうということ、自分のこれまでの経験が転職市場でどんな会社に、どのように評価してもらえるかなどを確認しましょう。
管理職から離れたい、でもそんなことを言い出したらそのまま今いる会社に居続けるのが厳しいと考える方も多いでしょう。その場合は外部に行くということから先に考えてみるというのが良い判断となるでしょう。
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家族の承認を取りましょう
どうしても今の会社は辞めたくないけど、管理職を降りたいという場合もあるでしょう。その場合は、上記のように転職エージェントへ予め足を運んで置き、情報を収集し、かつ家族に相談をしたうえで上司に伝えましょう。
会社がそれを飲んでくれるのならばそれに越したことはないですし、それを上司に伝えることで、うやむやにされるか場合によっては会社にいられなくなる可能性もあります。どのような行動をとるにも事前の段取りは大事です。そこは認識しておきましょう。
段取りが大事です
いかがでしたでしょうか。管理職一人が辞めるということは、周囲にもそれなりに影響を与えます。仕事のことはもちろんですが、もしかしたら仕事から派生して人間関係にまで影響を与える可能性をあります。
とはいえ、つらい思いを抱え、無理して続けて体や心がおかしくなるまで管理職として働く理由もないでしょう。管理職を辞めるまでに少しだけ無理をする必要はありますが、しっかりとした段取りを経て今の会社の管理職を辞すことが大事です。あなたの人生における重要な判断の問われる場です。ちゃんと自身で判断し、しっかりとした行動をとってもらえたらと思います。