悲惨な現実。中高年の社員はリストラに合いやすい

基本的にリストラというのは日本の法律上において、簡単にできないような仕組みになっています。それは労働基準法に会社が継続できない時か、社員として無断欠勤を繰り返す、犯罪行為を行うなど雇用を継続しがたいような行為を行った人にしか行うことができないような立て付けになっています。

では、リストラであったり、首切りは日本の社会においてないかといえば数多く存在しています。例えば、不景気になり、会社の売り上げが右肩下がりになってきたときには、希望退職を募って生産性の悪い社員をその制度に乗せらるよう会社から圧力を受けたり、退職勧告という「事実上の解雇」を言い渡すようなやり方をしたりといろんな方法で実行されてきています。

そして、そのターゲットは大体中高年になるケースが多いです。なぜ、中高年がそのターゲットになってくるのか、その背景と対処法についてお話をしたいと思います。

中高年がリストラに合いやすい理由は生産性にある

では、なぜ中高年になるとリストラに合いやすくなるのでしょうか。その理由は「生産性」にあります。中高年の社員というのは一般的に年収が高く設定されています。それはこれまでの成果だったり、長く働いてくれた「恩」という位置づけでもあります。

一方、40代、50代になると給与は高いうえに、体力の衰えなどが顕著になり生産性が下がってきます。つまり、会社が傾いてきたとき、コストカットしやすい対象となるのは、このような中高年の社員が該当するということになります。

加えて、中年層の社員は管理職としての地位を持っていらっしゃる方も多くることでしょう。管理職は不景気のリストラもさることながら、会社同士の合併が行われた際、管理職を減らす必要が出てくるため、これについてもリストラの対象となりうる事実が数多く存在しています。つまり、年齢があがってくっればくるほど、リストラの可能性は比例して上がってくるということなのです。

リストラとなった社員のその後

リストラとなった社員のその後は非常に悲惨です。なぜなら、中高年層の社員を新たに採用する会社というのはあまり多くないため、職を失い新たな職を見つけられない方というのは非常に数多く存在しています。

結果半年たっても無職で、慣れないアルバイトをしなければならないという方も出てきます。離職後の生活はかなり厳しいものになります。仮に仕事が新たに見つかったとしても年収は大幅ダウンという例も非常に多いです。リストラ後の生活後にはきびしいものとなることを知っておいてください。

優秀な社員は会社を「選ぶ」

しかし、一方で、会社には残ってほしいけど、自分の意志で早期退職制度を活用され現職レベル、またそれ以上の会社に行くというケースもあります。もちろん運やタイミングがあるのですが、そういう自分で選べる方は何が違うのかといえば、上記で上げた「生産性」です。

年齢が高く、給与が高い社員だったとしても、生産性が高い社員が退職したら、それはそれで会社継続させるうえで必要な人材です。そして、各企業は必要な人材には、多少年齢が高くてもあらゆる企業はオファーを出し、自社に来てほしいと思っています。また、そういう社員にこそ60歳を超えた後の再就職の枠を企業は作っていきます。

つまり、どんな状況下であろうと、何歳であろうと必要な社員は必要なのです。そのことを認識していただけたらと思います。

選ばれる人材になりましょう

年齢が上がり、社歴が長くなると自分の仕事の能力を上げようとせず、現状維持のまま日々を過ごそうする社員の方が多く見受けられます。あなたも無意識にそうなっていませんか?

そんな方こそ解雇通告を受けて転職エージェントに登録したとしてもなかなか転職が決まらずつらい日々を歩んでしまうのです。あなたがインターネットでたまに見る悲惨な体験を綴ったブログの主人公と同じになってしまうのです。

もう一度改善意識をもって仕事をしませんか?努力がすべて実を結ぶとは言いませんが、改善意識や生産性をあげる仕事ということがあなたのキャリアを継続するカギとなります。

あなたの仕事、もう一度見直しませんか?

いかがでしたでしょうか。中高年の方にお伝えしたいのは、リストラは他岸の火事ではなく、あなたにも降りかかってくる火の粉なのです。あなたがいる会社ももしかしたら苦境に陥ってリストラを始めるかもしれません。そして、あなたが会社を辞めなければならないとき、あなたがやってきた仕事が次の仕事に結びついてきます。
もう
無意識であなたの会社の看板だけで仕事をしていませんか?別の会社でも通用するキャリアを形成していますか?自分 のために自身の仕事の能力をあげるということをもう一度見直してみてはいかがでしょうか。50代を超えても生かせるキャリア形成を目指していただけたらと思います。