50代の男性・女性が再就職するときに必要な心構え

少子高齢化の時代になってきた今、人手不足の企業は非常に増えてきています。どこの企業も求めているのは若手人材であって、50代の方が転職活動をするのは難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。

50代の方に対する転職市場は実際どうなっているのか、転職再就職をする場合に心がけなければならないポイントは何かについて、この記事でご紹介していきます。転職や再就職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

50歳以上の転職で成功できる可能性とは?

50代で再就職をする場合は、やむを得ない事情で退職をする、リストラで再就職をする、もしくは女性がいっとき子育てで退職をして再就職をするというパターンの大きく分けて3つです。

転職サイトの求人は、ほとんどが20~30代がメインとなっており、30代後半の方に対する求人から年齢を追うにつれて徐々に減っていき、50代で劇的に減っていく傾向が強いです。現在の定年は65歳までなので、50歳で転職した場合15年あります。しかし、残り15年しかない方より、もっと若い方を採用して長く働いて欲しいと思う企業が多いのです。そのため、なかなか50代の転職者を受け入れてくれる企業がいないというのが現状です。

転職エージェントの案件に関しても案件数自体は非常に少なく会員になったとしても、経験によって、あるいは案件の件数によっては紹介を断られる場合も多くなっていきます。

別の手法での転職を考え、ハローワークへ行く方も多いです。もちろんハローワークの求人掲出は無料のため、非常に案件が多いです。しかし、長期キャリア形成を理由として若年層の方を採用しようとする企業も多いため、簡単に再就職先が見つかるとは限りません。

業種、職種の経験がある方であっても、このように転職の案件数自体が減ってきている年齢のため、条件が合わない場合が多くなってきます。企業の部長職や役員レベルであれば、他企業の顧問職などのスカウトや同じ職種や業種のヘッドハンティングなどがあるため転職が可能です。

しかし、一般の社員いわゆる平社員のような役職経験がない方の場合、転職が厳しいことが多いです。

さらに未経験の方の場合は、物を覚えることが苦手になってくる年齢の50代ということが大きなハンデとなります。資格を取得してすぐに働けるような状態を作るなど、自分なりの努力が必要です。

つまり、多くの方が想像している通り、50歳以上の年齢で転職をするにはある程度の専門性を持っていないと厳しいというのが現状です。

再就職で失敗しないための3つの方法

では50代で再就職に成功したい場合、どのようなポイントに気をつけて行っていけばよいのでしょうか。3つの方法をご紹介します。

・自分のやってきた経験をどう活かせるかをはっきり伝える

これはリストラされて再就職をする場合、子育てで離れていて再就職する場合、未経験・経験問わず必要になってくる内容です。

自分が経験してきた仕事は、「再就職先の企業でどのように生かすことができるか」を明文化し、会社側に伝えることが大切です。

求人案件が少なく自信をなくしている方、リストラされたことでショックを受けそこから立ち直れていない方などは、自分の経験やスキルを適正に判断することができなくなっていることも多いです。

適正な判断がつく状態で面接や書類選考に臨むことができるよう、エージェントでアドバイスを受けるなど、万全な準備を整えておきましょう。

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・年齢のマイナス分をカバーするメリットをアピールする

50代ということでどうしても20代30代40代の方に比べて、新しいことを覚えることや柔軟性に欠けるのではないかと思われてしまうのは仕方がないことです。

しかし、それをカバーできるようなメリットを伝えることで年齢のマイナスを一気に好印象に転換させることができます。

また、自分が応募したいと感じた案件には当たって砕けろの精神で、どんどんアプローチしていきましょう。転職サイトやエージェント、ハローワーク、折込などさまざまな媒体から応募をし、納得できる求人を見つけることが大切です。

・面接の際には清潔感、身だしなみに気を配る

同じ会社で長く働いていた方や社外の目を気にせず働いてきた場合、知らず知らずのうちに清潔感がなくなっている場合もあります。

年齢が高くなっても、重要になるのは身だしなみと清潔感です。特に加齢臭などについては本人が気がつきにくいという特徴があります。臭いだけでなく、スーツのくたびれ具合や爪や髪の毛、靴のお手入れなどは印象を大きく左右するため、注意しましょう。

50代の再就職には現状把握が大切

50代という高齢で再就職を成功させるには、まず自分が置かれている状況をよく把握しておくことが大切です。

そして自分の能力を棚卸しし、再就職を目指す企業に対してカスタマイズして伝えられるよう、準備しておきましょう。

冷静に転職市場の状況と自分のスキルを分析できれば、転職できる先を見極められます。どうしてもわからないという方はエージェントなどでアドバイスをもらってでも、自分の現状を把握するようにして、退職期間をできる限り短くして再就職を決定させてみてください。