タクシー運転手は40代以上の失業者の受け皿

ひと昔、タクシードライバーは不況の受け皿ということで、不況で失業した方々の雇用先として話題になったことがありました。そして、現状においてもタクシー業界は40代で転職を失敗し、失業した方の受け皿となっています。ただし、タクシードライバーの稼ぎ時は言うまでもなく電車が止まった深夜になります。

また、歩合制の会社が大半であるため、きついので辞めたいという方も非常に多くいるのも現状です。では、未経験でタクシー会社でタクシー運転手として転職したときにどのような形で仕事を進めていくのか、また給料についての実態についてお話をさせていただきます。

どうやってタクシー業界に入るのか

では、まずはどうすればタクシー会社に入社するのかというところからお話をします。結論から言えばインターネットでタクシーの運転手の求人を探せば転職サイト上に数多くの求人を見つけることができます。ただ、一番お得なのは、タクシー業界専門の人材紹介会社を使うことでしょう。

その理由として「お祝い金制度」があることです。タクシー業界の人材紹介会社を使ってタクシー会社に入社が決まり、かつ一定期間就労すると、「お祝い金」として20万円ほどのお金がもらえます。働いてお金を稼ぐ場所を得られることに加え、20万円の現金を手にできるというのは正直あなたにとって大きいでしょう。

以上の点から、タクシー業界を目指すのであれば専門の転職エージェントを使ってタクシー運転手になることをおすすめします。また、エージェントがあなたの入社までしっかり支援してくれるという点においても自分で応募するより非常に楽に転職活動を進めることができます。

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タクシー運転手として働くための資格

それではタクシーの運転手として実際に採用された後のお話をしたいと思います。タクシー運転手として取得しなければならない資格は最大2つあります。それは「第2種運転免許」です。

この2種免許は、旅客自動車、すなわちバス、タクシー、ハイヤーを運転する際に必要な資格で、自家用車を運転するための「第一種運転免許」とは異なります。2種免許は1種免許と異なり、お客さんを乗せて走るという性質上、免許の取得が厳しくなっています。ちゃんとした運転技能が必要となるのです。

なお、取得費用に関しては会社がすべて出してくれる場合もあれば、一部負担、全額自己負担と会社によって異なるため、入社前にこちらは確認しておいたほうが良いでしょう。

加えて、東京などの一部の地域においては、「地理試験」というものがあります。これは、タクシー運転手たるもの、東京であれば東京の地理に詳しくならなければならないということで、道路の名前などを暗記し、その知識を問うものとなっています。会社によってはこれらの講習を行ってくれる場合もあるので、こちらについてもしっかり入社前に押さえておくことをおすすめします。

入社後の研修について

入社後の研修は主に3つのあります。具体的には以下の通りです。

①タクシーの営業方法・接客方法・法令・事故防止・機器操作・無線営業方法の研修
②教習車による実地研修
③営業所・タクシー部門での配属後研修(同乗研修)

つまり、仕事の仕方を教えたのち、安全に運転するための教習者の実地研修を行ったうえで、配属が決まり、配属後の研修を経て実地で営業が始まるというイメージをもって貰えたら良いでしょう。免許取得開始からここまで1か月程度を想定してください。

なお、タクシーの運転手は、シフトという形で勤務しますが、原則タクシー会社は24時間365日運営しています。そのため、会社によっては朝早くから研修が朝6時7時といった非常に早い時間帯から実施されるケースもあります。

タクシードライバーの給料事情

タクシードライバーの給料は、原則「歩合制」です。そのため、お客様からお金をいただいた分だけ自身の給料に跳ね返ってきます。また、1日の労働時間が18時間程度と長いことから、健康維持の観点より週3日程度しか働きません。就労日数は基本的に基本的にタクシードライバーの月間勤務日数は11日程度です。そのため、稼ごうと思ったら、1日の売り上げを最大化させないといけません。

効率的に売り上げを上げていく必要があります。なお、平均年収は全国的には300万程度、東京都内は400万円程度というのが現状です。ただし、800万円以上働いている人もいるため、実力が試される仕事です。

しかし、最初からそんなすごい売り上げを稼げる方はいません。そのため、研修中は日当1万円、実地研修がスタートしてからは30万円の年収保障といったような形で最低給与額を保証している会社は増えてきています。

ある程度早期の業務習得が必要ですが、最初から高いハードルで仕事をしなければならないということはありません。計画的な業務習得が求められます。

タクシー運転手はそれでも楽ではない仕事です

いかがでしたでしょうか。タクシーの運転手は会社にもよりますが非常に活躍できるための制度がそろっている業界です。とはいえ、やはり歩合制です。稼げない方には、非常に苦しくなり最終的にタクシーの運転手になったことを後悔する方も中にはいらっしゃいます。実力が求められる世界だと思ってください。そして、この実力世界の中で働くという覚悟を持ってタクシーの運転手の仕事を始めてください。

研修などはそろっています。そして、40代以上の方で活躍されている人もたくさんいらっしゃいます。これからタクシー業界に飛び込もうと思っている方はそれを励みに頑張ってください。