終身雇用の時代は終わりました

日本はまだ終身雇用だと思っている方はいませんか?今いる会社はいつまでも安泰だと思っていませんか?もうそんな時代は終わりました。東芝やシャープなどみなさんが知っているような会社でも危機を迎え、退職勧告を受けるような可能性も0ではありません。

あなたがどのような状況であっても職を得るためには、仕事ができる人にならなければなりません。そうでなくても仕事ができないことで職場に居づらくなってしまうでしょう。そんなつらい思いをしないで職場で仕事ができるようなサラリーマン人生の進め方をお話ししたいと思います。

仕事ができない理由って何でしょう

あなたが仕事ができない理由っていったい何でしょうか?一体どんなことが問題なのでしょうか。色々あるのではないかと思いますがネット上の記事であらゆる「仕事ができない」人が悩みを記載していました、もしくはそのようなの共通項が1つあります。それは「自信」です。仕事のできない人には何らかの理由で自信がないのです。その理由についてしっかり自己分析を始めましょう。

一例として、人とのコミュニケーションをとるのに自信がない、仕事をミスしちゃいけないという意識が強すぎて落ち着いて対応ができないという点に問題ががあるものと想定されます。いずれにしろ、あなたが何に対して自信がないのかをしっかり考えてください。さらにいえば仕事ができているのに自信がないように見えているがゆえにできてないように捉えられているということを考えられるかもしれません。

自信があることは何でしょう

とはいえ、仕事に対して総じて自信がないことがあったとしても、部分的に自信がある業務であったり、仕事全般的に自信がなかったとしても、この業務だったら普通にこなせるということはあるのではないでしょうか。その自信がある理由と、その業務をやるときにどうふるまっているかを思い出してみてください。おどおどしていますか?たぶんしていないでしょう。失敗することしか考えていないか、成功を考えながら失敗をしないよう仕事を進められるかで振る舞いというのは変わってきます。

なかには失敗してもあっけらかんとしている方もいると思いますが、こういう方は失敗を重ねたとしても、そこの改善だけできていれば「できる人」に見せることはできます。しかし、おどおどしている人は周囲から「できない人」として扱われてしまいます。まずは「ハッタリ」で大丈夫です。自身の仕事をしっかりみつめ、改善すべきことは改善する、そして「ハッタリ」でもいいから堂々と振る舞う意識を捨てないでください。

あなたの立ち位置を作りましょう

会社というのは「自分の仕事」や「自分の立ち位置」が必要な場所です。自分の専門分野や、この仕事なら誰にも負けないといった自分の専門業があるだけで周囲の目は変わります。その専門領域を覚えただけで仕事は上手くいくでしょう。特に1社経験の方であれば、若い方より会社の内情は知っているし、単純に部署のキーパーソンの使い方を知っているだけでも役に立ちます。

決められた範囲内で仕事をしようとするからあなたの良さが出ないだけかもしれません。自分の得意領域で仕事ができるような工夫をしていきましょう。まずは、目の前にあり仕事からどう進めていくか、どんなミスをすると予見されるからどう対応する、といったような自分なりの仕事の進め方仮設建てをしっかり行っていきましょう。

転職は考えない

仕事ができないと思っている人は、絶対転職して現状を変えようと思わないでください。なぜなら、40代の転職市場は、仕事ができる人しか求めていないからです。

環境が変われば自分も変われそうだなんて思っていいのは20代までです。新しい環境に行けば行くだけ、あなたが思い通り仕事を進められることができるようになるのは」一苦労が必要です。今できないことをやろうとしても、転職することで変わるなんてのはそうそうありえないでしょう。

40代の転職というのはあらゆる方が苦労されています。それは、昔支店長クラス、部長クラスで働かれていた方でも例外ではありません。環境を変えるより、自分を変えるほか選択肢がないとしっかり自覚をしましょう。

必要とされる、選ぶ側の人材を目指しましょう

いかがでしたでしょうか。日本の法律上、簡単にクビを切れないのはご認識の通りです。しかし、裏を返せばクビを切ることができる人材にピックアップされたとき、あなたはほかの会社への転身も難しいですし、何より仕事ができることにより「選ぶ」ということができるようになります。40歳の方だと、サラリーマン人生はあと15~20年ありますし、再雇用を考えたらそれ以上となります。まだまだ時間は残っています。

必要とされないから諦めて情けないサラリーマンを送るのでもいいでしょう。しかし、それだとやりがいをもって働けないでしょう。最初はレッテルをはがすということも必要となるので大変な作業です。しかし、今後のことを考えるとまだやり直しのきく時間は残されているのではないでしょうか。

是非、意識と行動を変えて職場から、また社会から必要とされるようになるべく仕事に臨んでいただけたらと思います。