40代が転職に使う時に押さえるべきポイントとは?
40代の方が転職しようとする場合、これまでの業種や職種と同じものを選ぶ方法、もしくはまったく関係ないものを選ぶという2つに分類されます。
前者は上位マネジメント経験があるかどうかが成功のカギとなります。後者は経験度合いや資格によって結果は大きく異なります。中高年を迎えてもこのままで居続けるか、新しいキャリアに向けてチャレンジするか決めかねて「先の人生をどう歩むもうか…」と迷い始めてしまった方も多いのではないでしょうか。
「自分には資格などもないし、自信がない…」と思ってしまうかもしれませんが、キャリア切り拓いて成功させるのは自分自身です。あなた自身が諦めたら希望の企業に入社するというよい結果を得ることはできませんよ。まずはよい印象を与えられる履歴書の作成方法を学んで、ぜひお気に入りの企業への入社を目指してくださいね!
まず40代では書類選考を通過して面接にたどり着けるのかと不安になり、応募書類をどうやって書くか、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そんな悩める方のために履歴書の書き方や押さえるべき3つのポイントをご紹介します。
企業人事に刺さる!履歴書の作り方1.自分にあった履歴書を手に入れる
まずは自分にあった履歴書を手に入れる方法です。通常コンビニなどに売っているものなどではなく、書店などで内容を見てから購入するか、もしくは求人もたくさん載っている転職サイトや転職エージェントのものをダウンロードして使うのもおすすめです。
転職サイトや転職エージェントなどには、職種別業種別などの例文なども載っていますので、活用するとうまく書くことができますよ。40代の方は経験していることが多いのが魅力ですから、そこをアピールできそうな志望動機や自分をアピールすることのできる項目の文字数が多い形式を選びましょう。
また応募書類で履歴書と同等に大切なのが職務経歴書です。こちらも転職サイトなどでダウンロードすると、勤務経験がたくさんある40代の方にもフィットしたものを探すことができます。
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企業人事に刺さる!履歴書の作り方2.志望動機、自己PR、学歴、職歴の書き方
まずは学歴や職歴についてご紹介します。学歴については中学卒業から記入しましょう。正式名称で略称を使わずに書いてください。職歴については正社員、契約社員、派遣社員、パートなどにかかわらず時系列に沿って書き出してください。さまざまな業務経験があれば、応募する職種に関連しそうなものをピックアップして、それも履歴書のアピールポイントに書いておくべきです。たくさんの職種を経験していることから、柔軟性や覚える力があるということもアピールできます。
次に志望動機や自己PRなどの書き方をご説明します。
自己PRや志望動機を作成する際は、まず自分の経歴を振り返ることが大切です。いわゆる「自己分析」ですね。新卒の時に行ったきり行っていないという方も多いかもしれませんが、40代の今でも変わらず必要なことになりますので確実にやっておきましょう。
自己PR・志望動機共に作成する時には、自分のモチベーションの上がり下がりを仕事以外でもよいので書き出しましょう。そうすることであなたが何に興味を持っているのか、新たなキャリアとしたいものは何なのかが見えてきます。
またこれを振り返る中で、自分が他の人に褒められたことや得意だと感じたものについても同時に書き出していきます。そうすると自己PRのもとになる自分の長所が出てくるのです。
志望動機は先ほど出てきた自分のキャリアの志向とこれまでの経験をかけ合わせて、どのような仕事が向いているか。あるいはもう行きたい企業があれば、自分の志向と合致するその会社の仕事をピックアップして書くのがおすすめです。
自己PRについては、探し出した長所をどのようにその仕事に活かせるのかを具体的なエピソードを交えて作ってください。
また、面接の際に困る退職理由についても、うまく答える方法をご紹介します。基本的にはマイナスなことは一切伝えず、「この仕事が自分がやり遂げたいキャリアだ」ということを伝えましょう。なぜこのタイミングなのか、もっと前にそのキャリアを実現しようとは思わなかったのか、きっかけは何か、などの質問が必ずきますので面接の時に答えられるように準備しておきましょう
最後に内容をチェックし、結論→理由の順番で書けているか、伝わりやすい文章になっているかなど入念なチェックが必要です。
企業人事に刺さる!履歴書の作り方3.意外に見落としがちな履歴書の写真
人にもよりますが、40歳以上になってあまりファッションや清潔感を気にしなくなる方もいます。身ぎれいにしておかなければ、ビジネスパーソンとしてふさわしくないと思われる可能性もありますので、肌、髪の毛、爪、耳の穴、ひげ、服装などの清潔感があるかどうかも注意しましょう。
面接の時には総合的にそういった部分を見られます。しかし意外に履歴書の写真の時は気を抜いてしまっていいるケースもあるので注意しましょう。人事担当は写真から清潔感、姿勢、表情などさまざまな情報を得ています。
40代の履歴書作りは自分に自信をつける準備を!
40代になってからの転職で引け目を感じたり、諦めたりすることは必要ありません。きちんとした書き方や注意すべきポイントを押さえて、自分に自信をつけながら転職活動を実行しましょう。もちろん30代以下の方とは書類通過率が違うのは当然です。しかし、今後少子高齢化がさらに進んでいく日本ではどんどん40代の転職者が受け入れられていくはずです。自分が諦めないことで、絶対に道は開けます。ぜひ今回ご紹介したことを参考に、転職活動を成功させてくださいね!