40代1000万円の年収をもらう人

あなたも働いている以上、1000万円の年収を稼ぎたいと思ったことがあるのではないでしょうか。40代の平均年収は550万程度と平均値からしてもかなり高い水準の給料であるといえます。

年収1000万円生活を目指すにはどのようにすればいいのでしょうか。本編では、年収1000万円生活を目指すために必要な要件についてお話をしたいと思います。

どのような職業なのか?会社名だけでは1000万円を稼ぐことは不可能

まず、年収1000万円を超えるには、どんな会社に入るかということが必要になります。しかし、平均年収が1000万を超える会社というのは1%とほとんどないということになります。では、どうしなければならないかというと、1000万円を稼げる会社で管理職を目指すか、1000万円をもらうための専門性の高い仕事をするか、1000万をもらえるためにふさわしい売り上げを出すということが求められます。それでは1つ1つ検証していきましょう。

まず、平均年収1000万円を超える会社のランキングを見てみましょう。具体的な社名を見ていくと、1位はキーエンス、トップ10には軒並みTV局、その下には大手金融会社や総合商社、大手不動産会社が並んでいます。つまり、ここからいえることは、高い学歴と転職をせず実力を伸ばしていくということが求められていきます。

次に管理職の仕事ですが、年収1000万円を稼ぐためには、大手企業で管理職のポジションにつけばもらえる金額といえます。しかし、大変なのは大手だと優秀な人材の中で勝ち上がっていかなければならな「出世競争」というハードルを越えていかなければなりません。大手企業でかつ勝ち上がる力を身に着ける、そのような能力が求められるということです。

次に専門職です。大手医療機器・製薬メーカーだと薬事、金融系の会社だとアナリストなど専門性の高い職種であれば1000万円を超えることができます。

あとは、プレイヤーとして営業やコンサルとして高いお金を稼ぐこともできます。私のような転職エージェントでも実力のあるコンサルタントは1000万超えの方も存在しています。自分で稼いでくるというのも1000万円プレイヤーになれる方法です。

このように1000万円という年収はただ働いていてもらえる金額ではありません。何かしら秀でている人材に支払われる金額であるということです。

共働きが断然有利!世帯収入1000万円という方法

1000万を稼ぐのに、別に自分一人で稼がなければならないわけではなく、世帯収入として1000万円稼ぐということも1つの方法です。

というのも40代男性の平均年収は630万程度、女性が300万円と決して届かない金額ではないです。結婚されている方は、夫婦共働きで少しだけ頑張るというのも1000万円を稼ぐ方法といえるでしょう。

転職で1000万を目指す方法

転職で年収アップを考えている方もいらっしゃるでしょう。確かに転職で年収が上がるケースもあるし、それで1000万を超えるケースもあります。しかし、転職したから年収が上がるというのは案外レアケースです。重要なのは30代のうちに不動のスキルを身に着け、極端な話、どこに行っても通用するスキルを身に着けておくことです。そして実績で1000万円稼ぐことです。転職はそのきっかけを作るためだと考えてください。そのようにして結果を出したことがもしかしたら新しい高額オファーにつながるかもしれません。

重要なのは地に根を張ったキャリアの形成です。

そして、転職で1000万円稼ごうと思うならそのスキルを転職して認めてもらい、かつ自分が活躍できるという確信を持ったうえで、転職先で認められた結果の報酬と考えましょう。給料を上げるための転職ではなく、あなたがやりたいこと、やれることを実現した結果1000万をもらいにいくという動きこそ重要なのです。

年収1000万円の生活水準

では、年収1000万もらえたらどのような暮らしが実現するのでしょうか。簡単に試算してみましょう。まず、年収1000万円で手取りが750万円、賞与が4か月と仮定すると、月の手取りが46万円程度となります。月収の10%を貯蓄に回すとすると、手元に残るのが35万円です。ここから家賃、食費、光熱費、遊興費などをねん出する形になります。

年収1000万円プレイヤーともなると、飲み会等を行うと多めに出さなければならない空気にもなりえますし、食事に部下や後輩を連れていくとなると、おごらなければならないケースも発生してきます。お子さんがいる家庭では教育費もかかります。1000万円という金額は、こうやって生活レベルに落としていくと実はそんなに大きな金額ではないということも同時にわかってきます。

1000万円もらえているから楽な暮らしができるわけではない、状況においてはお金が足りないということありうるをしっかり認識しておきましょう。

年収1000万円をもらうこととは

いかがでしたでしょうか。年収1000万円とは大半の人が憧れる年収の水準です。しかし、その実態は豪華な生活ができるかといえばそういわけではありません。40歳になって、1000万円をもらっても案外庶民的な生活を送ることというのはある程度見えてきます。

裏を返せば、それだけ日々の生活をしていくことが難しいということも言えます。だからこそ仕事に本気で打ち込み1円でも多く稼ぎ、少しでも良い生活をすることを追求しましょう。そして、どうすれば自分が稼げる人材になるかを考えていきましょう。そうやって自分がどうやって稼いでいこうとすることが必要なのです。

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